消費税増税前の駆け込み需要



住宅を購入するときに課税される消費税は、建物に対してです。

土地には消費税はかかりません。

また、消費税が課税されるのは、売主が課税業者の場合です。

ですので、室全的に不動産会社が売っている建売や中古物件のリノヴェーション物件等が課税対象となります。

ざっと計算してみますと

【価格4,300万円の新築の建売住宅を購入する場合】

建物価格1,250万円

  (内訳)建物価格1,136.36万円

      消費税113.63万円

土地価格3,050万円

合計4,300万円

なんとなく4,300万円の10%の430万円が消費税みたいなイメージになりがちですが、違います。

建物価格に10%です。

その他、大きな金額は、仲介手数料も消費税課税対象です。

比較するのは増税前と後の価格差になりますが、上記のケースで計算しますと

建物価格1,136.36万円

  増税前(8%)消費税約90.9万円

  増税後(10%)消費税113.63万円

  差額22.721万円となります。

 

22.721万円の差額で人生最大のお買い物を「消費税増税前に買わないと損しますよ」の言葉に靡きますか?